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コロナウイルス オミクロン株の謎2022/1

2022/01/28


(上図はネット資料画像を添付したものです。日・英版)
上の図形は、前回、紹介いたしましたオミクロン株の特徴変異を表したネット画像になります。オミクロン株のところで大きく分岐していた理由が判明いたしました。以下の図、系統図の最新のものになります。(2022/01/24)

こちらの系統図を拡大すると、赤色の部分がオミクロン株で赤色の部分をさらに拡大すると、大きく系統が複数に分岐していることが判明しました。
赤色の部分の解析が急速に進みネットで発表。
水色の部分はデルタ株で急速に分岐し終息に向かいましたが赤色の部分


こちらが拡大した部分になり、デルタ株のように急速に分岐を繰り返していることが表されています。
赤色の部分に、オレンジが混ざっているのが確認できるでしょうか ? デルタ株の分岐では明確に判定できなかった部分が、21L(オミクロン)に存在する部分です。

右のコロナウイルス変異系統図では、オミクロン株は、遺伝子解析が、まもない頃の分析図で、上の拡大図はさらに解析が進んだ図になります。
ただの一点の赤が、無数に分岐しているのが判断できます。このようにデルタ株より、倍以上の分岐速度で、感染能力は極めて高く、ラムダ株の特徴も有しているのではと考えられる部分もあり、オミクロン株は、数種類が存在し、侮れない部分を持っていると、考えるべきだと思います。(オレンジが混ざっている)罹患症状は、軽く普通の風邪に症状は似ているが、ラムダ株の特徴も有るとすると、重症化率の変動が顕著に出てくることも考えられ、終息に向けた分岐になるか、新しい分岐株になるか、不安定要素が、見え隠れしていることが、これらの系統図から判断できます。

次に、国立感染症研究所感染症センターの論文1月16日付参考
オミクロン株は、罹患から発症までの日数が2~3日で、体内で増殖したウイルスを2日目くらいから体外に放出し、感染拡大して行くようである。
特に、若年層では、そのウイルス増殖が急速増殖拡大して、罹患2日目で、90%以上の確率でウイルスを排出するようである。また、罹患から1週間を過ぎると、ウイルスの排出量は激減してゆくようである。
陽性反応から10日ほど隔離が必要とする見解が出ていたのは、これらの研究成果があっての事だと思われます。

私の周りでも、オミクロン感染が広がりつつあり、関東圏の親戚でも感染者が発生しており、感染率が通常のコロナウイルスの30倍は、あながちハズレではなく、私たち高齢者は、できるだけ人混みを避け、生活圏を広げない努力が必要になったのをヒシヒシと感じており、ワクチン3回目接種通知が届いているので罹患を想定し、重症化を予防のために、ワクチン予約を申し込みすることにしました。                        

(2022/01/27)