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浅川第3太陽光発電所〔研究.実証用〕


研究目的
 有休農地の荒廃を防止する為に、農業に太陽光発電を導入し、太陽光発電により、農産物として電気を生産し農業の多角的経営路線を探りながら、
自然の力を利用した発電を行い、地球温暖化防止・地球環境保全を考える。 有休農地の荒廃の防止と農業の可能性を探究し、自然に同化した農業生産活動として太陽光発電を行い、電気を生産し、農産物としての農地における太陽光発電の経済性を実証する。

       浅川第3太陽光発電所の研究目標
@ 有休農地の活用を探り、年間を通じて有休農地での生産活動において
農業従事者の年齢に関係ない生産活動を行える物を求める課程の一つとして
有休農地で太陽光発電を行い、農作物として電気を生産する。
 中山間地直接支払制度の中にあって、最も適性な作物が稲作の場合、代間作物として稲作しか適さない用な場所に他の作物を作付けしても労力の無駄になることが予測出来る。
 経済損失の拡大を招き高齢労働者の負担が増し農業人口全体に負担が増す結果となりつつあり、あえて一時的な対応も必要ではありますが、その場しのぎ的な補助金や労働力を投入するよりも、自然環境に適応した年間を通じて生産可能な作物として、太陽光発電を導入し経済性をさぐる。
 日本経済を考えるに、各省庁間の縄張りを取り払い経済の活性化を促進し魅力ある農業の育成につなげる。
A 太陽光発電のシステム改良を行い、インバータの性能アップを図り
太陽電池からの出力を200Vから300Vに変えることにより系統連系に与える負担を軽減し通常の100V送電時に起こる系統連系の電圧変動に対して迅速に対応したシステムの強化と高圧連系を視野に入れたシステムの研究実証の確立。
 以上を研究目標として、システムの実証を行う。





浅川第3太陽光発電所 【リンク】
(研究・実証用)
 浅川第3発電所は、浅川太陽光発電所の3番目の発電所です。
 1番目は、自宅に設置し システムは6kWhwで最初は3kWhでしたが実用性を計算すると3kWhでは発電能力以上に消費があり、採算が取れません。
 6kWhに増設することにより経済的に消費電力料金以上に売電料金が上回るようになりましたが投下資本以上に収益が取れるようになるとは1993年当時は考えられませんでした。
 なぜならば、個人的に太陽電池を買った場合1Wh当たり1200円以上していたからです。単純に計算致しますと
  1200円x6000W=7,200,000円 となり      心臓部のインバータ  1,500,000円〜2,500,000以上
取り付け工事費     500,000円〜設置場所よる
あと消費税となります。
 総額で約1千万円以上となります。いくら補助金があったからと言っても、場所によっては最低で7百万円以上必要となり、それだけの金額であれば太陽光発電設備をするよりも電気代を支払いしながら余ったお金を他のものに使った方がとくであるが、当時の考え方でした。
当初、太陽光発電を始めた方々は、奇人、変人、扱いを少なからず受けたと御察し致します。(写真)

第2発電所の開設した理由は?
 この、ホームページの冒頭に掲載されている説明プラス経済性の追求となります。
 第2発電所を開設した頃には、太陽電池の価格が大きく変化し、1993年頃の6kWシステムの値段で12kWシステムが立ち上げることができる様になったからです。
 立ち上げて見て経済性については、どうやら採算が取れるのではないかと言うところまでやって来ていますが、立地条件や気象条件により採算が取れる場所と難しい場所が存在し1999年では、個人一般に対して進んで10kW以上の導入を紹介するまでには至りませんでした。
 そんな思いもあって
第2太陽光発電所は太陽光発電の実験場としていかに、
太陽光発電を実用性の高い物にするかの基礎的データの集積のための施設となっていったです。
 2001年になり、有休農地の休耕田の有効活用を模索し考える機会に対して、今までの思いを形にすべき時期となり第2発電所の今までのデータや経験を基にして次なる実験施設の建設が計画され、第2発電所の実用性がここに証明されました。(写真)
以上のような経過から浅川第3太陽光発電所が自宅発電所から300メートル南側の遊休農地ではなく有休農地で稲作を休んでいるに田圃に作られました。

     
       浅川第3太陽光発電所
施設紹介
太陽電池 ― 太陽電池モジュール 型式名 VLX - 125
合計枚数90枚  最大出力 11.25kwh
インバータ  佐藤電機製作所   10kW以上対応型
       1機
連系方法   系統連系

太陽電池接続方法      太陽電池出力 300Vで接続

所在地    山梨県北巨摩郡大泉村谷戸*****
施設状況   休耕田の真中に全長約40mで設置

▲上に

浅川太陽光発電所 - 八ヶ岳・北杜市大泉 -
copyright 2001-2007・The ASAKAWA soler power station / ASAKAWA Hatsuo

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