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遊休農地の活用

そもそも、遊休農地とは、なにを指している言葉なのか?農地とは、どのような土地を指す言葉なのか?農業に従事している 私の考えでは、農地は、作物を収穫するための土地で、何も収穫しない農地は、遊休農地となりその先は荒れ地となります。それとは逆に、冬場の農地は、有休農地となります。故に、農地に何も手を加えずにそのまま放置し、自然に任せている状態を遊休農地といいます。通常の農家では、休耕農地と遊休農地を区別し、休耕農地には、大別すると、次の様にA、B、二つのタイプに分ける事が出来ます。

Aタイプ、必ず、春、夏、秋、と手を入れ、主要作物は栽培せず他の作物を栽培し、常に農地として、管理をして、必要時には容易に主要作物に切り替え栽培が出来る状態にしておく。

Bタイプ、作物は栽培せず、作付け可能な状態に管理し、必要時には主要作物が栽培出来る状態に常に管理をしておく。

この様な状態で管理をして農地としての保全性を確保してゆく場合はいずれの場合も、主要作物と同じくらいの時間と労力が必要で収入面から比べますと、生産性、経済性、労働時間、農作業、全てがマイナスになります。特に、山間部や急傾斜地では平坦地と比べるとさらなるマイナスとなります。何故かと申しますと水田の場合で説明しますと、広い面積を取ろうとすると、その分水田の回りの畦畔の面積が多くなり、畦畔の管理に多くの時間を取られ必然的に、耕作面積が決定されてしまう。さらに加えて、農業人口の高齢化にともない、作付け時期、収穫時期の同じ作物では農作業に従事する人の確保に限度が生じ、作付け面積に限度が生じ収入面でも限度が見えてしまう。どのようにしたならば、農地の荒廃が防げるのか?現状において、農業の有効性を見出すにはどのようにした良いのか?農業従事者の高齢化にともない、農業生産に限度が見えている現在少しでも農業に魅力を、生産性を、経済性を向上させるには私たちの考えた打開策は、農地からのエネルギ−生産です。私どもの選択した第一歩は、

太陽エネルギ−を利用した、農地での太陽光発電です。元々、太陽の光を利用して作物を生産していたわけですから農地で直接エネルギ−を作り出しても自然形態を変化させているわけではなく、作物と同じ事ですから農地としての保全管理は出来ています。これとは別に、空いている部分で、これからの主力となる燃料電池の燃料となるエタノ−ルの元になる作物を生産する事も可能です。私どもは 、遊休農地をいかにすれば、有効活用出来るかを研究テ−マにして、複数の太陽光発電方法を実証し、確実な物にする努力をしています。農業従事者が考え出した、手作りのクリ−ンなエネルギ−です。これが、私どもが、皆様にお知らせできる遊休農地の活用方法です。私どもは、農地で農作物生産及び農作物の収穫を行ないながら農地で、作物として、電気エネルギ−を生産しております。

浅川弟2 太陽光発電所

▲上に

浅川太陽光発電所 - 八ヶ岳・北杜市大泉 -
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