平成16年5月11日 第3回沖縄慰霊行脚
首里城〜波の上・小桜の塔〜奥武島・護国神社〜豊見城市役所〜名城〜喜屋武岬(kyanmisaki)の約31キロを天台宗の僧侶の方々、沖縄念法寺の方々や一般の方達と今年最初の真夏日の中歩いてきました。
沖縄では終戦の年に3ヶ月で20万人の方々が亡くなられたそうです。豊見城市の辺りでは遺骨が3Eも積み上げられていたとも伺いました。普段ほとんど歩く事がないのにいきなり31キロを歩くというのは大変なことでした。サポートがあったからこそできたと思います。地元の念法寺のサポートの方々が、休憩では冷たいお絞りや飲み物を出してくださり、豊見城市役所の駐車場での休憩では日陰がないからと、ブルーシートの周囲を持ち自ら柱になって私達が休むための日陰を作って頂いたのには、ほんとうに頭が下がる思いでした。また、喜屋武岬の手前では、足がほとんど前に出なくなり、僧侶達と数百メートル差がついてしまいました。畑の中の道をチベットのベルを鳴らしながらゆっくり歩いたところ、それまで静かだったのに虫達が突然一斉に鳴出し、続いて鳥達が鳴出しました。その後、背後からたくさんの気配を感じた瞬間、背中にぞくっと冷や汗が出たようなさむけを感じました。それから私の体を後押してくれるような感覚で、目に見えないのもの力にサポートされやっとたどり着けました。来年も参加しようと思っております。
ありがとうございました。
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