5月10日 沖縄 念法寺にて光永覚道阿闍梨の法話の前に演奏と舞を行いました。


平成16年5月11日 第3回沖縄慰霊行脚

首里城〜波の上・小桜の塔〜奥武島・護国神社〜豊見城市役所〜名城〜喜屋武岬(kyanmisaki)の約31キロを天台宗の僧侶の方々、沖縄念法寺の方々や一般の方達と今年最初の真夏日の中歩いてきました。
沖縄では終戦の年に3ヶ月で20万人の方々が亡くなられたそうです。豊見城市の辺りでは遺骨が3Eも積み上げられていたとも伺いました。普段ほとんど歩く事がないのにいきなり31キロを歩くというのは大変なことでした。サポートがあったからこそできたと思います。地元の念法寺のサポートの方々が、休憩では冷たいお絞りや飲み物を出してくださり、豊見城市役所の駐車場での休憩では日陰がないからと、ブルーシートの周囲を持ち自ら柱になって私達が休むための日陰を作って頂いたのには、ほんとうに頭が下がる思いでした。また、喜屋武岬の手前では、足がほとんど前に出なくなり、僧侶達と数百メートル差がついてしまいました。畑の中の道をチベットのベルを鳴らしながらゆっくり歩いたところ、それまで静かだったのに虫達が突然一斉に鳴出し、続いて鳥達が鳴出しました。その後、背後からたくさんの気配を感じた瞬間、背中にぞくっと冷や汗が出たようなさむけを感じました。それから私の体を後押してくれるような感覚で、目に見えないのもの力にサポートされやっとたどり着けました。来年も参加しようと思っております。
ありがとうございました。


首里城守禮門

午前8時30分守禮門を出発

奥武島・護国神社

喜屋武岬まで後1キロくらいのところ。
足が前に出なくなり僧侶達とどんどん差がひらいてしまいました。

午後3時30分喜屋武岬平和の塔到着。
私だけ放心状態です。

追い詰められ崖の上から飛び込み、
ここに1万人眠っているそうです。

痛みを全身で感じました。


光永覚道(南善坊)、誉田玄光(眞乗院)、水尾寂芳(禅定院)、真嶋全康(宝園院)
青木大瑩(薬王寺)、清水谷善圭(清水寺)、秋吉文隆・文代(文殊仙寺)
安里勝昭(文化寺報社)、小野孝一(小野数珠店)、森忠兵衛(森中法衣店)
高田弘子、坂本弘二・晴子、猪飼廣子、児野豊子、小馬崎達也
念法寺の方々、他

今はきれいな海です。
お問い合わせは、Pangaea Music Farmまでお知らせ下さい。
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