久乗編鐘
<きゅうじょうへんしょう>

題字:蘇州 寒山寺 秋爽和尚

世界に誇る高岡銅器の鋳造技術で、仏具のおリンに音階をつけて
中国古代楽器「編鐘」を現代風に復元した久乗編鐘です。(制作:山口久乗)
「究極のゆらぎ」
癒しの鐘〜久乗編鐘


久乗編鐘のソロで録音しました。
2006年2月25日デラからリリースします。お楽しみに。
予約受付中。





今回は編鐘奏者ですが、一応ギタリストなので撮ってもらいました。


高岡・山口久乗からもう1セットお借りし、バリのゴングも使用しました。
2400年前の編鐘の演奏もこんな感じだったかもしれません。

清里・清泉寮のキャビンにて録音しました。
3日間の録音でしたがとても不思議な感覚というか体験を出来ました。


人は死を恐れ、見えない恐怖と戦い、それを司るであろう、神や仏を敬った。
伝える手段として音が存在し、媒体になったのが編鐘のような気がします。


「究極のゆらぎ」
癒しの鐘〜久乗編鐘
デラから5枚目のCDです。
ギターを弾かずにすべて久乗編鐘のソロです。
自分自信も久乗編鐘を聴いていると体に重力を感じず、水に浮いている感覚や空中に浮いている感覚になります。
そして身体の閉じていた引出しが全て開けられました。
3月21日に最初に録音した時もそうでしたが、昼寝や夜寝る時に聴いているととても不思議な感覚になります。
泉のように新しい曲がどんどん湧き出て来ました。

今回は、日本音響研究所長の鈴木松美博士の監修およびデータを見てもらいます。
どうしてアルファ波や癒しの効果などが出てくるのかを調べて頂きます。
お楽しみに。


3段目の真ん中はもう一つ増え21個になります。必要な音を
少しずつ増やしていくと編鐘ルーツを辿る音階になりました。
まだまだ進化していきます。


会津桐の里福島県三島町のみしま桐タンスの
五十嵐喜良工場長がみしま桐で作った台を仕上げてくれ、
桐の木目の美しさを引き出してくれました。

2002年10月17日
天台聲明と小馬崎達也&PANGAEA
日本・チュニジア・イタリア公演2002
"Acropolium Octobre Musical Carthage 2002"
Carthage Tunis


久乗編鐘
日本の寺院や一般家庭で仏具として使われている「おリン」の形で、高岡銅器の優れた鋳造方法を用いて製作された打楽器。
私の使っている久乗編鐘はB2,C3〜C5の2オクターブと半音一つです。
上の1オクターブはC4〜C5は半音階の13個で、C3からは必要な7個あります。もう一つ増やして21個になります。
最近のコンサートにはどこにいくにも欠かす事の出来ない楽器になりました。2002年のチュニジア・イタリア公演では教会の中に非常に良く響き渡っていました。


 紀元前5世紀の中国には、既に編鐘という楽器がありました。高さ150cmを超える鐘から20cm程の小さな鐘まで、大小を吊るして音階をつけてあります。それは祭祀や儀式の時に使われた重要な楽器でしたが、その後途絶えてしまいました。

 仏具のおりんで聲明の基音とする為の、十二律(十二音階)の音をつくり出しました。
音階につくったおリンを、中国の古代楽器である編鐘のように架にかけて「久乗編鐘」が誕生しました。おリン独特の音色がたまらなく不思議な楽器です。
 西洋の鐘の音は、天に向って飛翔し高らかに鳴り響く感じですが、日本の鐘やおリンの音は、対照的に地を這って響き、人々を静かに包み込む音のようです。
 どことなく、温かく優しく何かに護られているような感覚に包まれ、心の底に響く心地よさを感じていただけるのではないでしょうか。
 感謝する・手を合わせる・祈る・・・・そんな気持ちにさせる楽器なのでしょう。 (
山口久乗ホームページより)                                  

                      

干支

お守り本尊

音律

洋楽平均律調

五季

五方

五声

五色

五常

五行

千手観音

壱越(いちこつ)

D

土用

虚空蔵菩薩

断金(たんきん)

D♯=E♭

虚空蔵菩薩

平調(ひょうじょう)

E

西

文殊菩薩

勝絶(しょうぜつ)

F

普賢菩薩

下無(しもむ)

F♯=G♭

普賢菩薩

双調(そうじょう)

G

勢至菩薩

鳧鐘(ふしょう)

G♯=A♭

大日如来

黄鐘(おうしき)

A

大日如来

鸞鏡(らんけい)

A♯=A♭

不動明王

盤渉(ばんしき)

B

阿弥陀如来

神仙(しんせん)

C

阿弥陀如来

上無(かみむ)

C♯=D♭

干支と音
            

中国古代楽器編鐘について
曽侯乙編鐘 (そうこういつへんしょう)
編鐘は、青銅の大小いくつもの鐘を組み合せた打楽器で古代中国の宮廷で演奏されていました。
1978年湖北省の「曽候乙墓」*から発見された編鐘が、鐘の数、音域ともに最大のものであり、約2400年前に使用されていたものです。それは、65個の鐘が3段に架けられ、音域は5オクターブ以上で12の半音があり、ハ長調の五音、六音、七音音階の楽曲が演奏できるものでした。
*戦国(前475〜前221年)時代初期の曽国(南方姫姓諸侯国)の支配者の墓


久乗編鐘のお問い合わせは
(株)山口久乗<やまぐちきゅうじょう>
富山県高岡市内免2丁目8番50号
tel 0766-22-0993 / fax0766-22-8293
http://www.kyujo.co.jp/index.htm
E-mail info@kyujo.co.jp

こちら<pangaea@sa2.so-net.ne.jp>までお知らせ下さい。
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