ダルマシャンティ/Dharma Shanthi

ダルマシャンティ/Dharma Shanthi
PMF-007
1 Gagak , Tabuh pat classic
2 Tabuh Gari, tabuh pat kreasi
3 Balaganjur

PURA PUCAK MERTA SARI/PURA DESAにて録音

Br Lungsiakan Kadewatan Ubud Gianyar Bali Indnesia

”ダルマシャンティ”36名フルメンバーによるトラディショナルアルバム
Pura Desa <デサ寺院>はブラフマ神を祀った寺院、
デサ寺院の奥の院のPura Pucak Merta Sari <プチャックメルタサリ寺院>で2000.5.21録音。

Terompong
   I Made Sucipta
   Kendang lanang
   I Nyoman Ariana
Kendang Wadon
   I wayan Mandru
Ugal
   I Nyoman Rupug
Pemade/gangsa
   I Made Sumantra
   I Nyoman Suardika
   I Wayan Rugeh
   I Nyoman Sumerta Jaya
Kantil
   I Wayan Patra
   I Made Nyana Arta
   I NYoman Jana
   I Made Rana
Penyacah
   I Made Sutar
   I Nyoman Suardana
Jublag
   I wayan Sampun
   I Wayan Keco
Jegog
   A.A.Oka Suparta
   A.A. Rai Suarbawa

Jegog
   A.A.Oka Suparta
   A.A. Rai Suarbawa
Kempli/kajar
   I Wayan Wardana
Cengceng
   I Made Koyo
   I Made Tapak
   I Nyoman Jirna
   I Made Nik
   I Wayan Sudana
   I Made Kotia
Reong
   I Ketut Parta
   I Nyoman Darsana
   I Wayan Tinut
   I Wayan Parta
Suling
   I wayan Sumerta
   I Ketut Gede Warta
   I Wayan Tagel
Gong
   I Made lisig
Kempul
   I Kadek Sujantra
Bende
   I Wayan Rempun

ガムラン音楽について
バリ島では、新旧あわせると20数種類のガムランの演奏形態が存在する。それらは数百年以上前から伝承されているものもあれば、ゴン・クビァールのように20世紀になってから成立したものもある。
古いガムランが廃れず残っている要因としては、各儀礼と密接に結びついているという点がある。場合によっては、その音楽自体が儀礼である。音楽が消滅することは、儀礼そのものの消滅を意味する。バリでは、神々への捧げものとしてすべての芸術が存在している。儀礼の中でガムラン演奏も舞踊も、神々へ捧げるために行われる。
バリ島は、生活、信仰、文化が三味一体になっている世界で最後の島だと思います。
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ガムラン・ゴン・クビァール/Gamelan Gong kebyar
現在バリで聞くことが出来るガムラン音楽で、最も一般的なのは、ガムラン・ゴン・クビァールという演奏形式です。
ガムラン・ゴン・クビァールは今世紀初頭に出現した新しいガムランの演奏形態です。その後瞬く間にバリ全土に広まり、今日ではほとんどの村がこのガムランを所有している。それは、1915年前後、島の北部のシンガラジャ地方から始まったと言われ、タバナンのニョマン・マリオやシンガラジャのグデ・マニックなどの優れた舞踊家が輩出し、クビャール様式の舞踊を多数創作したこと、その舞踊が旧体制的な宮廷舞踊ではなく、民衆の好む日常的なテーマを扱ったものであったことなどが広まった理由である。
オランダの植民地統治により宮廷勢力が後退し、かわって村の力が躍進したため、芸能の主体が民衆に移行したことも大きな要因となっている。
ゴン・クビァールの特徴は、編成の中にガンサ (Gangsas)と呼ばれる鉄琴型の旋律打楽器を多数含んでいる点である。ガンサは鍵盤が10枚で、それぞれ2台ずつ1組となり、複数で早いリズムパターンを演奏する。レヨン (Reyong)は、小さいゴングを12個並べて演奏するもので極めて明るい刺激的な音色を持っている。ガンサの忙しい音形と強烈なアクセントが、ゴン・クビァールの響きの特色である。
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バラガンジュール/Beleganjur
儀礼に向かう行列の中での移動式ガムラン演奏の形態です。バラガンジュールは本来の役目は、行列の伴奏ではなく、精霊のための儀礼の時に地下の霊(バラガンジュールのバラとは、地霊のことである)に捧げものをする際に彼らを地表に呼び出す音楽であると言われている。
近年ではバラガンジュールが、儀礼の音楽としてよりも演奏して楽しむ娯楽として流行りはじめている。主にレヨン、チェンチェン、スリン(縦笛)、ゴング、クンダン(太鼓)を使用。


お問い合わせは、Pangaea Music Farmまでお知らせ下さい。
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