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我が家の介護日誌 第十章

介護と介護される側の気持ち

こんな書き出しを、急に書き出すと、どうかしたのと思われるでしょうが

今回、私自身が身を持って体験してしまいました。

今年に入ってから、尿に異変が、ゴミ?

尿に、赤い点が、たまに混じるのです。何気なく過ごしてしまうトイレですが気になりだすと、毎回、確認するのですが、?

週に一回あるか、ないか、の赤い小さな混じり物。気付いただけでも不思議

一ヶ月、二ヶ月、三ヶ月、何事もなく平常のトイレを送っておりました。

四月、農作業の繁忙期を迎え、トイレでの出来事、何気なくトイレを見たらトイレが血に染まり何事 ☆★★☆ 何が起きたのか□■◇◆ひぇ〜です。

おそるおそる何が起きたのか?トイレが怖い です。

時間が過ぎ、トイレをもようし 用事を済ませたけど何ともない。??

前のトイレはなんだったの?

注意深く、トイレの度に観察をするけれど、それ以来変化なし?

しかし、毎晩トイレが近く寝不足気味です。

毎月、母を病院に連れて行くのだから、その時に聞いてみようと思いながらついつい聞きそびれ、七月、たまたま、病院に勤務する友人と会い、短い話しの中から、体調について話したところ、友人も血尿の経験が有り、大変な経験をしたことから、私に、すぐに検査を進めます。

あまりに、友人が熱心に語るので、友人に勧められるまま、専門医が居る日に病院を訪れ、医師に相談、血液検査と超音波検診と検診を受けたのですが、

超音波検診では、膀胱が膨らんでいる状態での検査となりました。

多少の前立腺肥大が有るとの事で、数日の投薬で様子を見る事になりました。

投薬で、頻繁に有った尿意は軽減されましたが、しばらくなかった血尿が有り、翌週検診に行き、医師に相談、再度、超音波で確認するも前立腺、腎臓には、異常が見えないので、カメラでの検診を進められ、予約をして来週受診する事になりました。

胃カメラは、何度か経験が有るのですが、未知との遭遇になりそうです。

カメラによる診察は、胃カメラだけの経験だけです。

尿道カメラ初体験

診察当日、診察室となりの検査室に。

そこには、見慣れない椅子が。

看護師さんが、下半身はだかで、こちらの椅子にかけてください。

前をタオルで隠して、下半身露出 タオルでおさえて診察用椅子に座ると、両足をベルトで固定、ここで目隠しカーテン、椅子が動きますから椅子に体を預けてください。椅子が動き脚は開かれて、ではカメラを入れますので麻酔をします。

先を摘まれ麻酔を 冷たい。

しばらくして、横にモニターが置かれ、画像が医師が、はい入れますよ。  の軽い言葉  ハイ〜力を抜いて〜医師の指示で、口を空くと楽ですよ。  何かが我が分身の中に見事侵入〜

それと同時に、モニターに鮮明画像が現れ、これが尿道 ここが前立腺 う〜少し肥大していますね。

見るところ異常なしと言ってもよいでしょう。年齢相応の肥大ですね。

尿道も奇麗だし、年齢相応と言っていいでしょう。   なんて?

では、膀胱まで見てみましょう。

ここが膀胱です。これが腎臓からの出口2箇所とも奇麗ですね、

う〜  赤くなっていますね。

膀胱の上の部分が赤く、二カ所見えますよね!!   `` 確かに

なんじゃこりゃ〜です。  医師・・・潰瘍のように見えますね。

こちらは・・・炎症のようですね。・・・・このカメラだとはっきりしませんね。

ほかに異常はないようですね。

では、カメラによる検査を終わります。・・・・・ぬきますよ〜。

ハイお疲れさまでした。

したくを整えて外でお待ちください、診察室に呼びますので。と看護師さん。

小さくなった、我が分身とともに、何か、下半身が、す〜す〜変な気分。

身支度をして外で待つこと、しばし。・・診察室へどうぞ・・・看護師さん。

医師の見解から

今回、診察に使用したカメラは、解像度が低いので確かなことは言えませんが今回の、検査で確認できたことは、膀胱上部に炎症部位が2カ所有るのでそれらからの出血が有ったと思われます。

…実際に自分の目でも確認していて、広範囲に赤くなっていたのを確認しています。 …

この炎症部分が、何かと、問われると申し上げにくいのですが、正確を期するために、細胞検査をして、はっきりさせましょう。・・・・医師

現在までで考えられる、病状は膀胱に潰瘍と炎症が有り、それが血尿に繋がっていると思われます。潰瘍や炎症の正体が何かは、実際に細胞検査をしてみないとわかりません。正確な検査が出来る病院を紹介致しますので、どちらの病院を希望なさいますか?・・・・・医師

私としては、診ていただいた先生の病院でとお願い致しました。

そこは、山梨大学医学部附属病院の泌尿器科で、そちらで診察を担当しており、状況を最もよく理解なさっている先生なので、診察もスムースに行くことになりました。診察予定日が決定され、次回は、大学病院でお願い致します。


(写真 0591)

母が入院して以来の、山梨大学医学部附属病院、診察室は母がお世話になった診療科の真上のようなところ。

診察順番は、わりと早く、トイレに行っている間に呼ばれたりして、看護師さんが探してくれていました。診察室に入ると、顔見知りの医師が、準備が出来たらまたお呼び致します。次は、検査室の方にお願い致します。

検査室に行くと、前回とおなじみの椅子が有ります。(新しくみえます)

下着を取って椅子に座ってください。・・・・・・看護師さん

露出狂の人にはいいのかな・・・前回同様に・・・

下半身露出で椅子に座り、脚を固定。(前はタオルで隠して)

目隠しカーテン、機材にスイッチが入り、医師が準備しますね。

椅子が上がり仰向けに近い形に。

前回同様に、我が分身に麻酔がかけられ、カメラが侵入〜

モニターにはカメラからの画像がハッキリと映し出されています。

カメラが尿道を進み、前立腺、膀胱へと進みます。このとき多少の痛みはありますが、よく聞かれる、耐え難い痛み、とか言うほどのほどの痛みではありません。(私の場合・・個人差があるようです)

痛みが有ると言うことは、病気なのだと、この時、確信致しました。

内視鏡で痛みが強くでた場合は、ひどく緊張していて力が入っている場合で、他は痛い場所が、病気であることが分かりました。

膀胱まで、さした痛みはなくカメラが膀胱へ到着。

地元の病院での検査と同じ場所に・・・居ました。赤い部位。

見た目は、前回のカメラで診たのと同じです。

医師が、違う方法で診てみましょうと、偏光をすると、全く違うものが

膀胱の中に浮かび上がりました。  ・・・なんじゃこりゃ〜です。□▲◇!!

私が診ても、異常な組織であることが、はっきりと確認できました。

・・・・・・・

一カ所は、木の切り株みたいで、片方はクモの巣のように。

医師が、これは、組織検査を行いましょう。今日は出来ないので次回、入院して検査をしましょう。・・・・・入院?!

では詳しい日程については、診察室で。

例によって、身支度を整えて、診察室で結果を聞くと?

正体をハッキリさせるために・・・・癌?

入院検査をしながら手術・検査・治療を同時に行いましょう。

治療の時に出血等が予測されますので、対処できる準備が必要になります。

検査・治療には麻酔等が必要になりますので、短期入院をして、安全に検査を受けていただきます。日程については、これから院内の検討をしていただきます。決定したら連絡しますので連欄先をお願いします。・・・携帯へ。

ただ、ここまで来るのも大変ですから、今日、入院組織検査に必要な検査を全部受けて行きませんか?・・・・?

検査入院をして、組織摘出(手術)検査前の検査をすると、日数もかかるので。と言うお話。今日、出来るものであればお願い致します。ここまで来るのに半日仕事ですから、と話を交わし、血液検査、心電図、X線、肺活量、感染症検査等を受けた頃には、もう午後1時を回っていました。
全ての検査を終えて、診察室に戻ると、入院日程が決まったならこちらの病院から連絡が行きますので、調整してくださいとのアドバイス。

どうして、入院が必要なのか等の説明を受けて、帰宅路につくのですが何故か、まっすぐに帰宅したくなく、お腹も空いていたので、昔懐かしいレストラン、久し振りに寄りました。

お昼の時間は、とうに過ぎているのですが、ランチが「まだ」とママに言うと『マスターが、今、夜の買い出しに行ったところ、一足違いね。!!』

時計を見たなら、午後3時半をすぎている。

とほほ「昼飯 ぬきか〜」と言うと、

『マスターに電話してすぐ戻ってもらう。。』

『マスター〜。、浅川さん お昼まだだって!!戻ってビーフシチュウこしらえて。』

電話を変わり「マスター忙しいのにごめん」・「なにょう言ってるでぇ〜」・「すぐ戻るから・待ってろし〜」こんな会話が出来るのも古き友人

お互いに、年を重ねたねと 懐かしい会話をしながらランチにありつきました。

身の上相談ではなく、今回のことについて、口からぽろりと

やはり弱くなっているのだと感じながら、親戚に寄り、報告、家路につきました。   あちらこちら寄り道をしながら  だらだらと帰宅。

帰宅して、しばらくすると 妹から電話

検査の結果次第で、考えなくては、ならないことがあるのでと。

相談の電話・・・・・?・・・・・?・・・・・なに〜 --。!!

私に何かあると、母の面倒を見なくてはならないので、家を買う。・・・・。

一気に決定。  妹の行動力の早さに驚くのと・・感謝・・

前回の、検査時に医師から、病気について伺っていたので、妹に伝えていたのですが、これほど早く行動するとは驚きました。

入院日が決定したらば、連絡をするので、慌てなくて良いよことを伝える。

そんな、こんな、がありまして、いつ電話がかかってくるのだろうと〜?

一週間ほど経った日の午後、入院受け入れ予定日の2つの提案がありがあり、後者を選択して、入院決定です。

人間、変なもので、病気的に考えれば、できるだけ早く入院治療が必要なはずなのに、何故か、自分の予定を優先し、入院を遅らせる。

介護している、母に、入院することを伝え「入院は短期の検査入院なので心配はいらない。」私一人で行ってくるので騒がず、家で普段通りの生活で居られることを納得させる。ここで、母とのトラブル発生。

△△どうやって暮らせばいいだ!!!・・・・三日くらい何とかなるでしょ。!!

などとのやり取りと、入院の用意はあれや、これや・・ets・・・・・・

   あれやこれやと昔の入院スタイルを私に押し付けるしまつ。

(自分の入院時に、よけいなものを沢山用意させたことを忘れている母)

必要書類と入院のしおり、にある必要品を揃え、あとは自分が行けば、いいのだと母に言っても、押し付けるのです。

母の介護については、入院は、約一週間ほどと聞いていたので、週の真ん中で、訪問看護を入れて、あとは連休があるので、妹が急遽母の面倒を見てくれることになったので、母には全て内緒で、母の介護準備を整える。

ごく身近な、親戚に今回の入院を伝えて、御近所さんには内緒にして、入院することに。

指定日に、入院窓口を訪れ、必要事項を記入。入院病棟のナースステーションで、病室への案内を受ける。病室で病衣に着替えゴロゴロと入院計画の説明があるまで過ごすつもりだったが、マナーモードの携帯が暴れだす。

大急ぎで、通話できる場所まで移動して、対応。入院前に仕事は済ませたはずでしたが、予定変更があり、結局、医師や看護師からの入院計画を聞くことなく、時間が過ぎ病室には、担当の皆さんからの、入院計画についてのメモがありました。

入院したなら、おとなしく、病室にいるべきですね  ◎ !!

夕方の検温時に明日の予定は、聞いていますか?・・・・・留守していました。

大きな予定は、午後、麻酔科の医師から説明がありますので、午後は居てください。と看護師さんに念を押されて、就寝

入院二日目に突入。

本来は、朝から手術に必要な検査を受けて、午後麻酔科の説明ですが、既に入院前に必要な検査は受けているので、午前中はゆっくり過ごして明日に備えるのが、本日の行動予定でしたが、またまた、携帯が飛び跳ねています。

よほど、緊急の事態が発生したのかなと、また、携帯を持ち病室を出ると看護師さんから、どちらへと、売店でT字帯(患者用・妊婦用)とその他を購入してきます。・・午後は病室にいてくださいね。・・・念を押されました。

いそいそと、電話を入れると、御近所で他界なされた方があり、葬儀への準備と、出席について連絡が有ったことが分かり、御近所さんに内緒で入院していることを吐露し、葬儀その他の事項に関して一任する旨を伝えることに。

何事も、内緒にはできないものだと思いました。

本日から、水分摂取調節が始まるので、用件を済ませながら今のうちに『お茶たいむ』です。ディールームで、コーヒーを飲むことにします。しばらくは水分なしの飲み納めです。・・自販機の前で・・・何故か・・・昔懐かしの、牛乳屋さんのコーヒー牛乳を選んでいました。

何故か「ある意味で、新鮮みを感じている」・・・美味しくいただきました。◎

午後に入り、すぐにナースセンターより呼び出しがあり、麻酔科へ

麻酔科に行くと、すぐに説明を受けることに、現在の麻酔についてと、私に使用する麻酔について、手術中使用する麻酔についての説明があり、それぞれについて、私の病歴と比べながら、説明を受けて、同意書にサインをすることに。

同意書の多いのと、説明の丁寧なので、十分納得することができ、ある意味、安心して手術に向き合えます。

病室に戻ると、しばらくして、手術担当の麻酔医師が挨拶と説明に訪れ、午後の時間が、慌ただしく流れて行き、病室から、富士の山頂部が夕日に染まり

ハッキリと見える秋の夕暮れ、遠くでは稲刈りも始まっており、我が家の田圃も気になりました。
病室は、四人部屋、一晩は三人、二晩目からは二人、入れ替わりが激しいです。

同室の人・・・・○△▼ ◇□・・・・アンビリーバブ?

入院中の、私の携帯を最初に跳ねさせた人

なにげ無く、会話の中で、入院している同室の若者の話をしたところ

なんと、その若者をよく知っているとのこと。 へぇ〜・・・世の中せまい。!!

若者にメッセージを伝えてと『君が職場に復帰するのを待っている』のメッセージ ・・・厚いね・・・しっかり伝えるよ。

なんと言う確立だろう。・・・この若者相当の強運の持ち主!!!!

山梨の人口×病院の数×病室の数×友人の数×職場の数×同僚の数×2です。

単純計算でも、とてつもない数字です。

偶然と言うのは、怖いですね。今まで知らなかった隣人が、友人を介して、一気に知人へと昇格です。・・・偶然でもすごい。!!!>

青年は、今期、二回目の入院だそうです。短い間で二回も病魔と闘っている。

青年と話すことで、病室がなんか居心地がよくなったのと、青年との話で楽しい時間を過ごすことができた。

今夜は、明日の手術に向けてゆっくり眠れそうだ。

夜、そうはうまく行かない。・・不安からか2時間に一回の割で「トイレタイム」

ねむいけど「トイレ」の繰り返し、気がつけば朝になってしまった。

ねむいけれど「トイレ」・・不安とともに「トイレ」トイレがこんなに大切とは、トイレの神様 私はあなたをしんじます。・・・・・眠くて苦しいのです。

朝も早よからトイレに座り・・・下剤効いてる。・・・力が抜ける。

朝の検温時に、看護師さんが来て、朝一で浣腸をします。。

手術の前に大腸を空にしておくのだそうだ、看護師さんがみえて、横になってお尻を出して・・・浣腸液が侵入。・・・2分以上我慢してからトイレに行ってくださいね。。・・・早いと浣腸液だけ出てしまいますので。

一分後・・・一気にくる・・・苦しい・・・我慢・・・・トイレ〜。

「トイレ」なんとか我慢してから済ます。力が抜けてしばらくトイレから動く気がしない。トイレから戻ると、T字体をはき、手術着に着替えて看護師さんと車いすで手術室まで。途中から手術に向かう一団が手術室の前で、見送る人がいるを見てふと、(うらやましぃーのか)いいものだと(見送る光景)一人思ったりして。

手術フロアー、入ってすぐの手術室、・・名前を確認後、皆さんと挨拶

「よろしくお願い致します」・・室内に入り手術台に上がる。

・・・あとはまな板の鯉・・・です。

ここからは、手術の実況中継を致しますので・・・・深読みは体に悪いです。

手術代の上に乗り、局部麻酔(下半身)をするので、横向きになり、背中を丸めて背骨が分かりやすくします。・・・・おへそを見るようにお願いします。。

脊椎麻酔です。針が太いので激痛があるのですが、それを和らげる麻酔を部位にします。・・・麻酔が効いていることを確認して脊椎麻酔です。

針が体内に入り、冷たく感じるのです。針を抜くときも、入れるときも同じような衝撃を感じました。

では、横になりましょう。感覚がだんだん無くなって行きます。

手術に備え、諸々の器具の装着・・両腕にチュウブと電気コード・・・・

いよいよ、工事現場の様相を呈しております。

ここで感じたこと、右足が持ち上げられている感じになりました。

膝は伸びているのですが、曲げて持ち上げられている感じです。

今回の手術には、電気メス等を使用するのと、部位が膀胱のために、神経をブロックしておかないと、脚が勝手に動いてしまうので、脚の神経を麻痺させる麻酔を行います。

経尿道的膀胱腫瘍摘出術では、脊髄くも膜下麻酔(通称下半身麻酔)と閉鎖神経ブロックを併用するのが一般的と説明を受けました。

『研究名:エコーガイド下閉鎖神経ブロックの試み』・・・同意いたしました。

まずは、脊髄麻酔で、感覚を無くし、続いて両足の付け根付近にある閉鎖神経をブロックする麻酔をするのですが、今までは、熟練した医師が手探りで神経を探し、麻酔を注入していたらいのですが、これだと必要以上に麻酔薬を使用するのと、患者への負担がますので、こちらの大学病院では「臨床研究を行っております。」私は、同意しているので、その内容と感想を、ここに体験談として発表致します。

まずは、脊髄くも膜下麻酔をして、閉鎖神経ブロックを、通常の神経刺激にエコーを用いて行います。エコーを用いる穿刺方法して、平行法と交差法がありどちらかの方法で行われているようです。・・・私には見えません。

体験

麻酔により、痛みは無いのですが、穿刺方法とエコーを使用すると、神経の位置を目で確認しながら、麻酔薬送り届けることができ、広範囲への麻酔の作用が無くなり、患者の神経をいたわることができる。・・・かな?

医師の話からすると、エコー画面に閉鎖神経の位置が映り、そこに穿刺方法で刺激を送り間違いが無いことを確認しながら麻酔でブロックしているようです。

体験者としては、エコーで神経位置を探しているのが何となく分かり、次に電気パルスによると思われる刺激があり、その時には脚は動くのですが、そこに麻酔薬が投与されると電気パルス刺激が感じなくなり、脚は動かなくなりました。

医師は、左右の脚に分かれ、右脚側の医師が指導役で実技と講義を行いその後、左脚側の医師が指導役の医師の指示に従い実技を実施、この時に、薬剤を徐々に増やして、神経がブロックされるのが、電気刺激から体験することができました。右脚の場合も左脚の場合も短い時間で、閉鎖神経ブロックを終えることができました。・・・・エコーを使用することにより、閉鎖神経の位置を確認でき、安全に麻酔を行うことで早い効きめを体験できました。

この間、周りの看護師さん、麻酔医師からは、声をかけていただき、リラックスできました。いよいよ手術です。手術担当医師から「始めますよ〜。」と声をかけていただき、何がおこるのやら、手術台が動き、医師の作業がしやすい位置に固定、私からは下半身がかなり持ち上げられているように感じるのと、右脚だけが膝を曲げて持ち上げているような感じが続いています。

内視鏡が使用されモニターを見ながら医師たちの手術の様子が聞こえています。

部位を確認した医師から「現状で必要と思われる治療を全て行います」との言葉。下腹に衝撃、引っ張られるのと、手術台におさえられるのと、etc・・・

医師が「ローラーかけます。」しばらくして、下腹に衝撃・・・・etc・・・

このような作業が続く中で、看護師さんから「浅川さん。ゆっくり深呼吸して」

酸素濃度が下がっていたようです。衝撃に気を取られ、呼吸を忘れていたようです。それと同時に、肩がこり痛いのです。麻酔の担当医師が声をかけてくれたので、手術台の上で肩をもんでいただきました。・・あまり無いそうです。

またまた、下腹部に衝撃、ローラーかけるよ〜。モニター〜・・・

ドタ・・バタ・・聞こえるのは器具の音と、モニターを確認しながらの、医師のそんな、こんな、の、やり取りがあり、やっと解放される時が来ました。

手術担当の医師から「取る癖ものは全て取り、全て治療が終わりました。」

「お疲れさまでした。」とお話があり、手術は無事終了し、尿管が体に入っていることをお聞きしました。

手術台の上の私は、下半身が全く動かず、どのようにするのだろうと思っていると、ハイ横にしますよ〜。みんなの手が伸びて、敷物と一緒に横に付けられたストレッチャーへ。みんなで、一、二、三、で よいしょです。

手術室から、病棟の看護師さんに呼び出しが・・お迎えが来ました。

手術室から移動して迎えにきているベッドに移動です。

私とストレッチャーの間にリフトが入り、持ち上げた状態で下にベッドが用意され、ベッドにおろされました。・・ありがとうございました。看護師さん

病室までは、私が寝いてたベッドで、帰宅です?・・・・病室に帰ります。

途中、看護師さんと会話で、病院内の廊下が平ではなく、凸凹しているのが患者さんとの会話であるようで、自然と衝撃に関して注意している様子が伺えました。途中、他の患者さんと行き会いましたが、皆さん通路を空けていただき無事、病室に到着、ここで看護師さんからの注意事項の説明がありました。

手術前にも、手術終了時にも、麻酔についての注意事項と、覚醒時の注意事項があり、痛みを感じた場合は、我慢せず連絡するようにと。

夕方には、麻酔も覚めてきますとの説明があり、部屋に戻ってしばらくすると左足の指先から徐々に動かせるようになりました。

部屋に戻って、しばらくは右脚が持ち上がっていた感覚があったのですが目で、直接見ることができたのと、麻酔が覚めてきたのか、脚がが伸びている感覚に戻りましたが、頭を持ち上げることは許されず、上を向いて寝ていると体が痛くなり、ナースコールで、体位移動をお願いしました。

それとともに、指先の感覚は戻ったのですが、下肢は動くことはできません。

夕方近くになり、急に下腹部に痛みがありましたので、座薬をお願いしました。

座薬の用意をして、看護師さんが見えられましたが、T字帯を確認した看護師さんから、お尻が汚れているとの会話・・・・・私のお尻は、お漏らし状態。

     ○!!▼□△□▼!!▼□・・・・・・お漏らしだって。

私には、全く分かりませんが、予備のT字帯を買ってなかった私は、またまた看護師さん?にお願いして、売店まで買い物をお願いすることに。

しばらくして、T字帯を売店から購入した看護師さん?と、私の汚れた敷物を取り替えるために、担当看護師さんと男性看護師さんの協同作業により、重たい私の体を移動して、新しい敷物、術着とT字帯、と着せ替えが終了後、座薬を入れていただきました。・・・私としては、また漏れているのではと心配になり・看護師さんに尋ねたところ・・・大丈夫・ちゃんと奥まで入っていますよ。。

汚れは、腸内にあったガスが出たのでは・・・・慰めのお言葉?

こんなこともあるのだと、予備を用意しなかったことを深く反省致しました。

麻酔が効いていると、排便すら分からなくなり、自由が効かないことを体感。

夜間、二回ほど座薬を入れていただき、痛みを感じること無く、朝を無事に迎えることが出来ましたが、夜は長いことを改めて知り、日常の生活で休むことの大切さが分かりました。

24時間近く同じ体制で寝ていることは、つらいものがありますが、寝いている間は、3回ほど体位交換をお願いしました。

朝になり、医師の回診時に尿管を体内から抜き取り、抜く時に痛みが・・・

尿管を抜くことで、自力でトイレに行くこと確保されました。この頃には麻酔も完全にとけて、我が分身にも痛みが戻ってまいりました。

尿管を抜くと、T字帯が血で汚れていましたので、買ってもらっていた予備に替えるともに、看護師さんから渡されたタオルで下半身を拭うと、やはり血の固まりが我が分身の周りに、、、、しっかり拭き取り、さっぱりと・・・・爽快

パンツはやめて、T字帯にしておきます。まだ出血がありますから。

昼になり、点滴も取れ、はれて自由になり、歩き回ることが出来るようになりましたが、排尿時には、多少の出血と痛みがあり、これが無くなると退院です。

今回受けた手術では、手術後、三日目には皆様退院するようですが、腹部横に痛みがあり、エコーで診察を受けるも、異状は見られ無かったのですが、ここは大事を取って、医師の進めもあり一日延ばし、退院です。

帰宅後の注意
次回の来院日を決定してから、医師による注意事項がありました。

それと、生活面での注意がありました。

水分の摂取量と刺激物の摂取禁止、。。。。。コーヒーだめ!!!

またまた、拒否された・・・スターバックス。


(写真 0592)

次回の検診時にも飲むことは出来ません。・・・とほほ・・・

一ヶ月間は、下腹部に力の入ることは、やらないようにとのお話。

・・・・・農作業は・・・刈り入れは・・・保存は・・・etc

さらに、排便時も、いきんではいけない。とのこと・・・・便秘どうしよう。

先が思いやられるので、下剤を処方してもらい帰宅につきました。

家に帰ると、母はもう、大丈夫だな、治ったのか・・・と言う。

術後の管理については全く考えない母の言葉。

うぅ〜。

とにかく、母は、手術で全てが治ると思っているらしい。

悪いところを取れば、手術前と同じ生活が出来ると信じているから厄介です。

帰宅早々、あれこれと注文。

少しの間、静かにさせてと言っても、いつも通りの生活を求める母

自分でも、内視鏡手術の効果には驚いていますが、手術を知っていた人もいつ手術するの? へェ〜もう退院したの!!すごい。

本人から言えることは、体にキレが無くなり、力が入らないことだけは確か。

一週間近くも横になっていたから、当たり前か!!!

病院の看護師さんの介護がいかに優秀だったのかを、家に帰って改めて教えてくれた母の行動と、母からの言葉です。

少しは、かわいい「おばあちゃん」になれば? まっ!無理か。それが母だから。

自分の体と相談しながら、母の介護と言うよりは、・・・・・ロボット?

母との会話で、いつもの生活に戻りつつあるのですが、多少は私に気を使っている様子ですが、そこは母、コロコロ変わります。

母の言い癖「年を取ると色々忘れるさ〜」「子供に戻るだ〜」

「そんなこと言わん」・・・・など等・・・etc・・・・

そんな日々を送りながら、手術の結果を聞きに行きました。

医師の話からすると、ごくまれなケースであったことを告げられ。

結果は、「リンパ球、好中球を主体とする炎症細胞浸潤、出血、びらんを伴う膀胱粘膜組織です。明らかな腫瘍性病変の所見はありません。」

ガンではない。・・・・・・・よかった。・・・・でもあれは?

膀胱の癌は、まずは癌細胞によるもの・細菌によるもの・ウイルスによるもの・自己免疫によるもの・原因不明によるもの等があり、私の場合は自己免疫によるものと原因不明によるもの、この2つを考えるべきで、この場合の病名は

間質性膀胱炎が疑われるが、これの症状は、痛み・頻尿・切迫尿があり疑うとすればと言うことでした。

治療には時間がかかるらしいので、正体は不明であるが、とりあえず経過を見ることにしましょう。経過を観察するには解像度の良い内視鏡が必要になりますので、こちらを受診してください。
次回は、一月に決定。・・・・良かった。めでたし、めでたし、

病院で診察順番を待っている間に、看護師さんから、術後の異状があったか問質があり、事細かに対応し、相談に乗っていただきました。・・・・

・・感謝、感謝の闘病記です。・・・・ありがとうございました。

つづく

▲上に

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