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スマートエネルギー Week 2012

浅川太陽光発電所
所長 浅川 初男

東京で見る雪は、最悪、会場までの移動時間、自宅を出てから5時間過ぎまだ到着できず、10時に到着予定が、11時30分に会場に到着
30年数年ぶりに見る東京の雪景色、なかなか風情がありました。

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(写真 753)

会場到着からは、直ちに商談とアドバイス+現状確認、産業の流れの確認です。
太陽電池市場での3ヶ月間は、私の予想をはるかに超えるもので、市場の変化は素早く、出展していた日本企業の展示ブースの規模が縮小していました。

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(写真 748)

今回、太陽電池展示場で、特に注目を集めていたのは、お隣の国、韓国と中国のブースです。各国の通貨安を背景に、国策とも取れる輸出攻勢で、日本国内の中小メーカー潰し的な価格帯で、商談交渉に応じてくれました。
また、太陽電池をはじめ、その周辺機器にまで展示ブースが並び、日本企業との格差をあまり感じるところも無く、周辺機器の導入も検討すべき価格帯であったので、国内メーカーとの競合が始まっている。
○導入について
特に、東電管内であれば、電気料金の値上げが差し迫った課題であるので、これに対応するには、無印品(認証品)の活用が最も効果があるように思えた。
否認商品を使う場合は、売電目的ではなく、消費電力に対して内部電力の比率を高めて、電力の値上げに対抗する場合が有効である。
太陽電池にしろ、パーワーコンディショナーにしろ、認証品は価格が高価なので、売電を必要としない、内部電力の補充と言うシステムで考えていただくと、否認商品を用いた格安なシステムを構築することで電力値上げに対抗ができる。
認証品でないと、使うことができないと考えている経営者がいたならば、その時点で、競争力の低下を招いているのは、自分であると認識すべきである。
売電を目的とした場合は、認証品で対応しないと、系統との不具合が生じた場合は、全てを自己責任で対応しなくてはならないので、余り御勧めはできません。
つづいては、施行・エコ・スマートグリッドEXPOへ

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(写真 749)

こちらの各ブースは、日本勢が凌駕しています。
多くの住宅の形状に合わせて、太陽電池システムを取り付ける場合は、屋根の形状や材質に合わせた架台が必要になることが、各施工業者に認知されてきたようです。太陽電池メーカーが当初指導していた、屋根に穴をあけて取り付ける方法について、地震大国である日本では、ねじ止めで固定されていても、地震の震動によりねじ止めの穴が、揺れにより大きくなり、雨漏りの問題があることを架台製作会社や設置者の経験から、リスクが大きいことに気がついたようである。
屋根に直接穴をあけるにしても、それなり対策を考えた取り付け金具等が展示されていた。この分野では、まだ優位に立っていられるかと思ったならば「みんな同じに見えてしまう」と、面識のある工作機メーカーの社長と意見が一致し、何かを作らねばと危機感を共有する時間があった。

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(写真 755)

つづいては二次電池・水素・燃料電池へ

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(写真 754)

私の地元でもある山梨の出展ブースがあり内容を覗いてみたが、新しい革新的な技術的なものではなく、改良品の性能向上型の通常レベルのものであったが、物作りを考えている県の出展は、一つの県が各メーカーを束ねて、出展しておられ物作り地帯としての意地を感じた。こちらとの情報交換では、次回からは、出展している部品を組み合わせてオブジェを作り、説明した場合の効果をお知らせしながら、担当者との会話の中で、お互いが知っているメーカーの話になり、この分野では国内は狭いことを知ることができた。
場所を移動して二次電池展へ、こちらでも、お隣の中国の電池の価格に驚かされた。資源大国である中国の量産品が多くの場所に出展していた。荒削りの部分がたくさん見受けられたが、これから、市場が要求すれば改良が進み、更なる良い製品になって行くと思われます。
特に驚いたのは、本当に近くの会社が出展しており、社長とお話をする中で、大きな収穫があり、今回の展示会を通じて、次なる産業ビジョンが策定できたことです。問題は山積みですが、コンセプトと設計の基本が確認できました。
特に、私と名刺交換をさせていただいた各社の担当者の皆さん、大きなヒントをありがとうございました。
持ち帰った、ヒントを繋ぎ合わせて、市場ニーズはすでに確認していたので、ユーザーや販売メーカーから要望があるシステムの設計にかかることができそうです。
会場の中央では、各国からのお客様を、着物姿のコンパニオンが対応されておりました。日本を知っていただくことは良いことだと思いました。
(私的には、着物の着こなしが気になりました。)

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(写真 756)

日本のセンス(気遣い)を出すのであれば、着付けにも注意が必要かと
でも、海外のお客さんには受けていましたよ。
会場には、多くの外国の皆様がおられる中で、私の耳には、お隣の国々の言葉と、ヨーロッパの国々の言葉が大変響いておりました。
国際市場となった太陽電池業界の多様性を感じることができ、新規参入社の技術力高さや、さらに上を行く大御所の技術力、それらを支える周辺機器の製造装置、この辺りは、まだまだ日本の技術力が光っていましたが、少しでも油断をすると、すぐに追いつき追い越して行く勢いを会場の各所で感じることができました。

今回の展示会で、確信できたビジネスモデルについては、このような場所にて随時発表する予定でおります。ビジネスモデルに必要な技術については多くの皆様の協力をあおぐことになるかと思いますが、その節にはよろしくお願い致します。

浅川太陽光発電所
所長 浅川 初男
2012.03.03

乱筆・乱文・誤字・脱字・いつもの通りひどい物でありますが、少しでも皆様の事業の参考になればと書き上げました。