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浅川第3太陽光発電所 実験終了 2015.12

遊休農地の荒廃防止と、農業の多角的経営路線を探るために
遊休農地に太陽光発電を導入して新しい農業形態と、太陽光発電の更なる高効率発電方法を実証するために2001年8月発電を開始致し、2015年12月をもって、実証試験を終了致しました。
浅川各太陽光発電所は、将来の農業形態を考える上で、農地の効率的運用と言う観点から、借地の農地に複数設置することで、多角的農業経営路線を実証し、将来の農業の経営に寄与することを目的に4ヶ所に設置し、実証期間を終了と同時に、元の農地に戻すことを念頭に設計し、元の農地に負荷を与えない方法で設置致しました。



約15年間の発電を通じて、浅川第3太陽光発電所において、実証試験を行い、大きな成果を得ることができました。


とくに、農地に太陽光発電所を開設するに当たり、長期に渡り指導理解してくださった、農林水産省・農政関係者の皆様には、厚く御礼を申し上げます。
皆様に御理解して頂いた成果は、現在では、ソーラーシェアリングとして、定着しつつあり、農業の多角的経営を後押しする政策になりつつあり、太陽の恵みを広く利用した、農業の道筋を作り出すことに繋がっております。

手順1・太陽電池の取り外し・架台解体



手順2・農地からの撤去・設置場所の耕耘



手順3・農地の整地

このような手順で
無事にもとの農地に開墾し
来春からは、農地として
使用できる状態にして
地主に返還致しました。

2015年12月27日
終了