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小柴さん、田中さん、ノーベル賞おめでとう。

 小柴さん、田中さんのノーベル賞受賞は、研究者の裏方技術者の勝利でもあります。今の日本は、技術者が軽く見られ、事務職が重宝され過ぎたために産業構造が事務構造になり過ぎ、構造不況になってしまっています。
最先端技術を研究し続ける人、未知への挑戦を地道に続ける人、その人々を支える技術集団、それらをつなぎ、支える役割の事務集団がいて、技術は発展します。
今回のノーベル賞は、3Kと言われるものを嫌う、事務集団にコントロールされ、事務集団のごきげん伺いの、見た目の成果ばかりを強調する研究者とは違い、地道で着実な研究を重ねた結果得られたものである。
小柴氏、田中氏、の周りに集まる人々の中には、3Kを嫌う人々は無く、互いに協調する人々が存在していたからだと思います。

 小柴さんも、田中さんも、今の、日本にたりないものを持ち合わせており21世紀の日本経済を救う手本をしめしておられます。
小柴さん、田中さんに協力した企業が良い手本をしめしています。
これに早く気がついた企業が生き残り、成長するのです。
サービス産業は、人が動かなければ成り立ちませんし、人を動かすのは人であり、動かす人を求育てるのも企業と産業なのです。

今の日本企業、産業会は、産業の基礎の生産現場にある技術職を苦しめ、3Kを嫌う人間を重宝し、現場技術者を育てようとせず、虐待やいじめを繰り返し、衰退させ、殺そうとしています。

日本政府は、対外協力としてODAを行っていますが、その例をODAの現場から見ることができます。
どこの、現場でも、現地の方と協力して技術指導を行う技術者は、3Kをものともせず現場に飛び込んで行かれますが、ODAの技術事務現場担当は、日本国政府の威を借り、現地での待遇で特権的行動を取る場合があります。
また、その特権的態度を自ら実践してみせる政治家がいました。
私どもは、そのような誤った一部人の行動のために日本の経済産業が衰退して行くのを懸念しております。

日本国内では、ODA協力国に納める機器を、不況下の下請け企業に発注し、仕事を発注していやっていると暗黙の圧力を加え、必要以上のコストダウンを迫り、コストダウンで浮いたお金を遊興費や交通費等に使用し、国内では得ることのできない優越感につかっている。ODAの使命を、全くと、言っていいほどの勘違いをしているODA参加企業があるのです。

このような、中小企業や下請け企業を育てようとせず、育てるはずの賃金を搾り取り、遊興費や交通費に当てている一部の人間がいることをODAを受注した参加企業は注意し、自社の各部門を洗い直し、不正行動を行っている経理部門の調査をする必要がある。
経済産業省は自らの襟を正し、正しい指導を行う必要がある。

他国のODA参加者の宿泊費より、日本企業の宿泊費が多いのか、食費も同じである。移動手段が航空機の場合は、エコノミーではなく、ビジネスクラスなのか、宿泊先が現地に近い場所ではなく、首都や都市になっているのか
現地の情報が沢山入る場所ではなく、生活に便利な場所になっているのか
現在は、通信手段は、衛星回線を使用すれば現場で直接でき、時間と経費の削減になるのに日本企業はなぜ、今までの古い方法を使い、無駄な経費を使うようにするのか不思議でならない。
ODA参加企業は、自らの潔白を示すために参加内容や、活動経費の公表をし、自らの潔白を示すことが必要である。
国民の税金を有効に活用しない、ODA参加企業は排除すべきである。

今や日本の産業経済界は、国民の利益ではなく、一部の特権階級と思われる事務職を育てるために存在し、衣、食、住、全てを外国から輸入する行政に移行し、国民間の貧富の差を広げ、労働者と権力者とにわけようとしています。お金をもっている人はより裕福に、そうでない者はさらに悲惨に。

今回の、ノーベル賞は、不況下の日本経済に、ある意味でのお手本を示してくれたものと言えます。目的に向かい、人を育てた企業、目的に向かい、人に協力した企業、ムダをなくし、研究や開発を行い、製品を作り上げた人、人を信頼し、協力した人々、技術者、研究者の勝利です。

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