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お茶たいむP-39-1 「秋の水めぐりツアー」編

   お茶たいむP-39-1「秋の水めぐりのツアー」編
ツアー当日は、平日であったために
ゆったりと
広々空間を 一人占めの 秋の一日を楽しみました。


秋の紅葉まっただ中
湖面には冷気が 漂う  高原のダム


ダムカード
ゲットです。


日本国内のダム管理事務所で
ダム見学者に
進呈されるそうです。


今回の見学先は
塩川ダム
こちらのダムは
国内でも珍しく
2つの工法を用いて建設され
洪水調節・上水道・灌漑・発電
等の多目的ダムだそうです。
山梨県内には、いくつかあり、北杜市内には、こちらのダムのほかに
大門ダムがあります。
山梨県内のダムを全て回ると
ダムカードを収納できる
記念品らしき物もあるそうです。


塩川ダムでは、事務所内でダムの仕事や建設までの歴史や、建設時のエピーソードを伺いました。(座学)
室内には、展示物もあり、建設時の様子をおさめた写真もあり
勉強になりました。
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つづいて、・・・・・ダム本体内部の見学です。


ダムの内部を歩いて見学できるのですが、問題発生。!!
階段利用で270段ほどの階段を歩いて降りるそうです。



どうしよう。歩く・諦める。・・・・・
☆事務所の方から提案・・・・・・高齢者が多いので。
   迷わず エレベーター利用を選択。


5分ほどで、全員、地下70mほどのダム本体内部のコンクリート
通路に集合。  ダム体内見学です。
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灯りが無いと不気味なところです。


余談
地震の時は、ダムの上にある地上事務所よりも
ダムの内部通路の方が揺れない ことを 教わりました。


ダム内部の見学を終えて、外に出るのですが
これは急な 階段を 上がらねば
_


手すりもあり、段数も少なく 何とか無事に外へ
外の空気 おいしい〜。


皆で紅葉をダムの下から眺めながら
パチリ
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つづいて、発電所見学。
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今回の、目玉、バスに乗り 発電所を後に。


先ほど見学した塩川ダムから、つづく水の流れをたどり
バスを降りて、歩いて、歩いて、到着。
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先人の、英知を知る 堰の取り入れ口に到着、対岸には発電所

ここが朝穂堰の取り入れ口
ここで、取り入れた水径が茅ヶ岳山麓(明野町)を潤して行きます。
更に延伸して韮崎市まで流れる水の小径。
(明野地区約12km韮崎保坂地区まで総延長約31km以上とも、言われている)
堰を利用した発電所も見学
(当日は、発電所の点検のため堰には水はありませんでした)
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堰を利用した発電所見学の前に、皆で 腹ごしらえ。!!
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揃うとこんな感じ
皆さん、
おいしくいただきました。


今回の、旅の中で
唯一の、飲酒が、できたのは、帰りの運転手付きで
参加された
強者です。




ラストに、ワイナリーに寄り、皆さん買物をしましたが、唯一
美味しく、試飲なされておりました。

○水を利用した産業・・・農業



農業ハウス見学?・・・・植物工場見学でしょう。


こちらの商品、購入し、食したかも多いと思います。
チョコット お高い野菜です。
中身は、無事、私のお腹の中に
納めました。


こちらの商品が
どのような環境で
育てられているかを
見学することができました。


とっても、ラッキーな見学でした。
育っているところを
見学できたのです。



ものすごく、生産管理がされていて、まるでSF世界。




通常見学は、事務所の2階でPowerPointでの説明で終わるようですが、今回は、植物工場の中まで見学できました。
まずは、事務所にお邪魔する訳ですが、

○ここで注意事項発生。



余分な物、植物の種子や、花粉、病原菌等を持ち込まないために
服装の点検と履物を履き替え、事務所内の学習室へ。


見学室では、こちらの植物工場の特徴や、システムについて
会長自らご説明をいただき、今回、特別に工場内の見学が許されました。  


 ※ここで、見学に向かう前に、着替えです。


ここで、布類が露出している物は持ち込み禁止となります。
半導体工場のあの白い服に着替えます。履物も履き替えます。
植物工場に入る前に、エアーシャワーを浴びて、消毒をして
無菌室に近い状態にします。
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これらの措置は、こちらで生産されているトマトを病気や細菌から守るためには、どうしても必要なことであることを、植物工場内に
入ってから知ることになります。
植物工場の中は、全て管理されており、管理クオリティーの高さゆえ、安心して、食べられるトマトが生産されていることを知りました。
こちらの工場の従業員は、家庭での農作業従事は厳禁です。
家庭菜園であっても、花粉や、病原菌を植物工場の中に持ち込むと
瞬く間に、病気が発生してしい、安全なトマトが生産できなくなり、植物工場の生産が止まってしまいます。
こちらの写真。
通りごとに、担当が決められており、どこかで、病気が発生すると、担当者が誰かがわかるようになっており、生産工程の責任の重要性が、従業員全員で守る必要があり、担当責任がある作業と、なっています。








[食の安全]一般農家とは違う視点を見学できました。


農産物の安全責任を、こちらの最先端の植物工場で、再確認することになりました。
工場の大きさはこちらになります。

縦横、約130m×148m×高さ7m、とっても、広い空間を閉鎖した管理空間を作り、一般に知られているビニールハウスとは違った、密封型の管理空間で、安全なトマトが育てられていました。
今回、ご説明していただいた会長の言葉から
「将来的には、完全無農薬で生産できたならば」と、言っておられました。
また、「将来は、植物農薬(ハーブ等)や生物農薬(天敵)も排除し」安全な物を作りたいと言っておられましたが、よく考えたならば、人間が一番、汚染していることがわかったとも言っておられました。


今回の見学では、先人の努力も、最先端の努力も、生きて行くための環境を整えるには、常に努力が必要と言うことでしょうか?


北杜市の魅力は、環境に対して努力する姿を、過去・現在、に渡って見ることができることかな?

雲海に沈む甲府盆地   浮かぶ富士


この時期・初冬の風物景色  

おしまい。