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メガソーラー発電所建設始まるP1
(メガソーラー建設準備2006〜・建設開始2007.08〜)

  山梨県北杜市長坂町に「メガソーラー発電所」の建設が始まりました。

昔は、田圃や畑であったところですが、お米の減反政策のあおりを受けて、経済的に農産物の生産に向かなくなった農地を、農業団地化し、農業の振興を目指しておりましたが、経済性と高齢化により地域全体が農業に魅力を失い、管理が行き届かなくなり、人間の背丈以上の篠竹林となり、道路以外は通行不能になり、耕作地としては、見放された荒廃した農地が今回、北杜市になったことにより、荒廃農地の高度有効利用を考え、新たな利用方法としてメガソーラーを誘致し、荒廃地を解消し、地域活性化を図るために建設場所に決定いたしました。いくつかの候補地がありましたが、最大の理由は、高圧送電線が敷地内にあることでした。



(写真1101・1102)

このような場所を整地して、地形を活かしながら、こちらの写真のように完成する予定です。


(写真2006-11138  八ヶ岳ジャーナルより)


(写真NTTファシリティーズホームペジより)

今回の、NEDOの事業は、

「大規模電力供給用太陽光発電系統安定化等実証研究」
(大規模太陽光発電の普及・コスト低減の実現に向けて)

が、研究課題となります。多くの太陽電池を設置することにより、太陽電池の信頼性が高まり、普及への大きな波になるのではと期待されております。
本施設の注目すべきところは、内外各社の太陽電池が大規模に設置され、それぞれを比較することができ、特徴ある太陽電池を見学することができること。また、発電した電力を、いかに効率よく利用することができるかを研究する施設として、電力の貯蔵、電力エネルギーの均等化をはかる、技術の研究を行うことで、天気に左右される太陽光発電を効率の良いものにする研究がなされることです。また、大規模に太陽電池を設置しますので、環境への影響等も確認することができ、大規模太陽電池を設置した場合の問題点等も研究できます。
今回の施設は、自然の地形を最大限利用した施設となりますので、大規模太陽光発電の基礎データを集めるのに、最適な施設となると思われます。

「本来であるならば、2007年の8月には太陽電池の設置が始まっていたはずなのですが、同時に発表になった北海道の施設は、すでに建設が始まっていて、かなり進行しているようです。北杜市におけるメガソーラーの進捗について私どもの調査の結果では、メガソーラーに関する施設許可の申請書が、4月の時点で山梨県から国に提出されていないことが解り、さらに調査をし、5月の時点でも、山梨県から国の出先機関にも届いていないことが判明致しました。その後進展があり、許可がおりましたが、森林開発許可等の手間取り、建設開始に至までには、北杜市の大奮闘があったことを皆様にお知らせいたします。」現在は、埋蔵遺跡等の調査が行われております。





(写真 1668・1669・1711・1712)

 今回、メガソーラー建設が開始されたことにより、関東地方における大規模太陽光発電研究施設が完成することで、広く一般に公開することができ、太陽光発電のすばらしさを実感できる施設になると思われます。完成後は、一般の方にも大規模太陽光発電施設見学することができ、特徴としている各種の太陽電池を並ぶので比較対照でき、一般住宅や工場、オフィースビル、倉庫等にも太陽光発電設備の導入のきっかけになると思われます。また、北杜市に点在する自然エネルギー利用施設等にも足を運び、自然エネルギーのすばらしさを体感でき、北杜市に眠る自然エネルギーの利用にも大きな応援施設になると思われます。山梨を訪れたのならば、自然と果物だけではなく、環境技術に感心の高い地球環境を大切にする、地球温暖化防止を願う人々が暮らすまち、北杜市に建設されていることをお伝え致します。建設予定地では、既に太陽光の観測機器が設置され、実際に日照や日射量の観測機材がありました。



(写真1714・1715)

また、埋蔵遺跡の調査と平行しながら、調査終了場所では整地作業が開始されており、当初の予定より遅れがちな行程を取り戻そうと努力しておられました。


(写真1713)

▲上に

浅川太陽光発電所 - 八ヶ岳・北杜市大泉 -
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